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紫side
私は、いつもへっついたりすることが嫌いだ。
毎日べったりなんてできなくて
甘えることも実は苦手で
たまにだったらいいかなって…
昔いた彼氏はそれが不満で
隆弘と付き合うまで4年ほど一人だった。
?「みーさこ」
実「…」
?「実彩子ってば~」
実「ん?なに?」
彼は私がボーっとしていたのを
ずっと見ていた。
彼がそばにいるといつもおかしくなる
今まで付き合った人にはない何かを持っていて
それに引きつられてきた
隆「実彩子~」
実「な~に~」
隆「今日は甘えてくる日じゃないの?」
実「…そのうちね」
隆「そのうちになるまで
俺が実彩子に甘えてていい?」
実「いいよ?」
私がそう言うと彼は…
とっても嬉しそうに
私の膝に頭を乗っけて本を読んでいた
そんな彼が
一緒にて楽だった。
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