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等は殺されてしまったんですね…」
「そうなんだ。転生させて、逃がしてあげなきゃならなくなっちゃった」シュン
「転生?逃がす?ボク等の話だよね」
「おい、転生ってどう言うことなんだ?話をしてくれ」
「そう、元々君ら2人は『調整者』といって、その世界に居なきゃいけない人間なんだ。君達が寿命で死んだら、また次の者が生まれてとずっと繰り返していくんだけど、それを良く思わないヤツが連鎖を断ち切ろうと狙っていたんだよ」
「そして、たまたま狙われたのが、貴方達だった。という訳なんです。寿命が来たら、別の世界に生まれ変わるまで時間がかかるんです。ざっと1000年。その間に天界以上の世界を自分達の手中に納めようと画策していたようで」
話がファンタジーすぎて、ついていけない。ボク、もう無理かも(T-T)
「ということは、俺達はたまたま狙われたのか?」
「飛鳥さん、さすがですね。そうです。他の世界でも、何組ものメンバー達が被害にあってます」
「でも、殺されたあとに消されそうになったのは初めてだったから、慌てて呼んだんだ。ごめんね」
ああ、神様達がしゅんとしちゃった。
「いえ、助けていただいて、有難う御座います。で、どうしたらいいのかな?」
「その前に、光さんは自分の性別とかに違和感があったりしたことはありませんか?」
はい?ボクの性別?
「違和感というか、身長伸びないし、声変わりもないし、変なヤツばっかり寄ってくるし……。て、何で?」
「でしょうねー。君は性別を間違って生まれてますから。君は本当は女性ですよ?」
「ほ?」アキラ
「女性ですか?」アスカ
「ええ。あなた方は、つがいになるべく生まれてきているので、確実に女性です」キッパリ
「ノォォォォ!」
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