第2楽章 大会と亀裂と合宿

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はあ……なんと言うか…結構歩いたけど いつもより喋らないから会話が進まない 正直沈黙が続いて辛い なのでそろそろ私が切り込む事にした 「あの?美代さん」 「どうしたの?」 美代さんは振り返らず返事をする 「えっと、昨日はすみません……美代さんがあんな事思ってたなんて気付かなくて……」 「いえ、私こそ……その……」 美代さんがいきなり振り返り頭を下げる 「ごめんなさい、意地悪な事言って……」 「え……」 正直驚いた けど私も 「私もごめんなさい……これからの事……考えなきゃなのに全然考えてなくて……」 「気にしてたのね……」 「そりゃぁ……三年生は卒業もありますしね」 「そうね……もう何ヶ月しかないのよ?……」 「四季さんも静さんも来夏さんも……忙しいのに私に着いてきていいんですかね……」 「そうね……でも3人揃って同じ事を言ってるわ……fairyに入ってから毎日が楽しいって……今が楽しいならいいんじゃないかしら」 「違い無いですね…」 美代さんと二人っきりで話すのはいつ以来だろう もう覚えていない 「ねぇ?」 「どうしたんですか?」
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