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「おおー!ホンマでかいんやねぇ……すごいわぁ……」
「おじいちゃんが無駄に大きくしちゃって……あはは」
私の家に圧巻される皆に苦笑いしながら案内する
「道場あるから練習もできるよ?…」
「うお!ほんまか!なんか身体動かしたいわぁ!」
「竹刀あるから来夏さん、後でやりません?」
あ、わかってたけどこの2人はまだ身体動かすつもりなんだ
「ちょ、待って!音楽部屋行くわよ!」
美夜さんが来夏さんと真昼ちゃんの耳を引っ張っていく
「何か、私の家よりでかくて本当に本当に金持ちじゃないかって疑っちゃうわね……」
四季は呆れながら周りを見渡す
「私の家族……物好きなんで……パン屋も作っちゃって……お父さんのクリームボックス……ここら辺ではわりと有名なんです…あはは……」
「ふーん?すごいのね」
「なにかにゃ?四季四季にゃん羨ましいのぉ?」
「ち、違うわよ……こんだけの家だったら大変かなって思っただけじゃない」
「ふーん?」
「四季さんと静さんの家はどんな家なんですか?」
気になってみて聞いてみた
「普通に大きくて普通の家よ」
「同じくにゃん☆」
やっぱり滅多にいないよね
「ねぇねぇ、夢……楽器はあったりする?」
「あーはい、お父さんのギターが確か……」
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