第1楽章お祭り

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お泊まり、練習、学校を繰り返して 苦労の末完成した今出せる全力の曲とパフォーマンス……これがお祭りでの私の武器になることを願います 訂正……私達でした お祭り当日、生憎の雨 ステージは午後 その時間ももう少し 止みそうもありません 「雨……止まないですね……」 「仕方ないわね……天気はどうにもできないわよ……」 「でも……様子みながらアップだけはしよ?……万が一もあるかもだしねえ……」 「まあステージがこんなんじゃねえ…皆楽しみにしてたし夢も張り切って作ったのにね…」 「私はあ……折角だしやりたかったかなあ……」 「あーなんて言うか……私が言うのもなんだけど合わせない?……ってか……やっぱりリーダーがやりなさいよ!!私はリーダーじゃないんだから」 「とか言いつつ四季ニャンも落ち込んでるよねー」 皆の気持ちが落ちてるのがわかる 「だって可能性感じたんだそうだススメ~後悔したくない目の前に僕らの道がある~」 そんな時唯さんが歌い出す 「μ'sはね……今みたいな行き止まりもね諦めなかったらしいよ……雨の日も廃校の時もラブライブの時も……私達はあの人達じゃない……だけどさ……簡単に諦めていいの?」 その唯さんの目はいつもより真剣に見えた…… 唯さんは歌いたいらしい 皆でこの舞台で 「そうだよね、μ'sを何よりも好きな私達が肝心なことを忘れてた……何よりも私達はμ'sじゃないし諦められない夢がある」 私は皆に語りかける
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