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お泊まり、練習、学校を繰り返して
苦労の末完成した今出せる全力の曲とパフォーマンス……これがお祭りでの私の武器になることを願います
訂正……私達でした
お祭り当日、生憎の雨
ステージは午後
その時間ももう少し
止みそうもありません
「雨……止まないですね……」
「仕方ないわね……天気はどうにもできないわよ……」
「でも……様子みながらアップだけはしよ?……万が一もあるかもだしねえ……」
「まあステージがこんなんじゃねえ…皆楽しみにしてたし夢も張り切って作ったのにね…」
「私はあ……折角だしやりたかったかなあ……」
「あーなんて言うか……私が言うのもなんだけど合わせない?……ってか……やっぱりリーダーがやりなさいよ!!私はリーダーじゃないんだから」
「とか言いつつ四季ニャンも落ち込んでるよねー」
皆の気持ちが落ちてるのがわかる
「だって可能性感じたんだそうだススメ~後悔したくない目の前に僕らの道がある~」
そんな時唯さんが歌い出す
「μ'sはね……今みたいな行き止まりもね諦めなかったらしいよ……雨の日も廃校の時もラブライブの時も……私達はあの人達じゃない……だけどさ……簡単に諦めていいの?」
その唯さんの目はいつもより真剣に見えた……
唯さんは歌いたいらしい
皆でこの舞台で
「そうだよね、μ'sを何よりも好きな私達が肝心なことを忘れてた……何よりも私達はμ'sじゃないし諦められない夢がある」
私は皆に語りかける
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