第2楽章 大会と亀裂と合宿

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第2楽章 大会と亀裂と合宿

「大変よー!大変なのよーぉ!」 雅ちゃんは凄い顔でfairyがいる部屋に掛けてきた 実は今日は大会の結果発表なのだけどそれは先生が直接fairyの代表に伝える事になっていた つまり、雅ちゃんが代表で聞いてきたのだけどあの顔を見ると結果は怪しい 「み、雅ちゃんどうだったの?……」 私が先陣を切って口を開く すると雅ちゃんは暗い顔になる あぁ、やっぱりダメだったのかな………… 「雅?……やっぱりダメだったの?」 真昼ちゃんも心配そうに雅ちゃんに聞く 「うん……ぎりぎりで落ちてたって……」 雅ちゃんは重い口を開きそう言った 皆はやっぱりと言う空気を出しながら下を向く 「ま、まぁラブライブだけが全てじゃあないわよ?他の方法で学校を救いましょ?」 美夜さんが無理をしながら明るめに言う それでも皆ショックは隠せなかった で、そんな中、その事実を伝えた本人本人の雅ちゃんが申し訳無さそうに 「あのー」 と声を出す 「実は今のは、冗談なの……」 みんな更に凍り付く 「え、ちょ?なに?冗談なの……?」 四季さんが何とも言えない顔で聞く 「実はこの間のお祭りのステージの動画が割と好評でぇ……逆にぎりぎりで圏内に入ったの……」 「嘘でしょ……?」 真昼ちゃんは信じられないって顔をしている 「ちょ、雅脅かさないでよ」 「今のは流石に効いた……」 「私も……ショックで口笛でベートーヴェンの運命吹きそうだった」 唯さんすごい……
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