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――頭痛い。…俺何やってたんだっけ?確か大変なことが起こっていたような……。
徐々に音が鮮明になっていく。未だに下碑た笑い声は続いている。逆にそれ以外に聞こえる音は無い。
次に瞼をゆっくりと開けていく。しかし、いつまで経っても目の前は真っ暗なままだった。しばらく経って、それが自分がうつ伏せで寝ているからだということに顔の感触で気づくとカイトは顔を横に向けていく。
そして、視界に入ったのは明らかに善人だとは思えない悪人面をした二人組と不穏な会話だった。
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