12人が本棚に入れています
本棚に追加
/140ページ
葛藤
24歳を迎えた私は
あの誕生日の日以来余計に苦しむことになる。
自分の心が求める人と現実との違いに
そして何よりも女性に対して抱いた感情に
悩む日々
それでも時は止まることなく刻み続ける
会いたい気持ちは日々大きくなるも
鳴ることのない携帯...
次第に私の独りよがりだったと片付け
その想いを心にしまおうと考え始めた
その方がラクである
今の大切な生活を捨てて冒険するほど若くないじゃないか
と...
今までだって何度もあったであろう
すれ違いざまの一目惚れにすぎない
時がたてば忘れるさ
なんて簡単に考えていた。
最初のコメントを投稿しよう!