1:死にました

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1:死にました

そうなんです。死にました。 それはもうあっさりと。 死因は自分の足に引っかかってそのまま電車の前にダイブ。 奇跡なんて起こるはずもなく私の身体はぐちゃぐちゃになり死んだ。 幸いにも痛いとは感じずすぐに意識は途切れて自分が死んだことは分かった。 暗い空間に放り出されて必死にもがいてもがいて何か光るものをみつけた 触れてみると暖かいそれはキラキラと輝き意識がぼーっとしていくのがわかった ふと目が覚めた 見たことのない人達が私を見下ろしている 「よくやったね」 「うまれてきてくれてありがとう」 び、美女が私を見て微笑んでいる なんだ?なんだ?なんでこんな軽々と持ち上げられてるんだ!?? 「おぎゃぁあ!おぎゃあ!!」(どういうことなんですか!) その後自分が転生したことを知る 前世の記憶持ちで そして 「ようやく来たか」 「はい」 「名は?」 「はい、私の名は.....っ!!」 かつての幼馴染がこんな魔法とかモンスターとかわけのわからん物がありふれている世界に、目の前に現れるなんて誰が予想出来ただろうか。
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