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後ろを見上げた先には、すぐそばに目を細めて微笑んでいるハルの眩しい笑顔がある。
空にある太陽と同じくらい、いやそれ以上に輝いて見えて、私の気持ちはますます高まる一方だ。
「結菜って肌、白いよね」
「へっ?」
突然話題が変更したことに驚いて変な声を出してしまった。
ハルは座っている私の全身を上から下までしっかり凝視して、ニッコリと笑う。
「もっと見たいなー」
「はっ?」
ヘラッと笑う、いやらしい笑顔になったハル。
これはあの時以来だ。ルームシェアし始めた頃、私のお風呂上りの全裸を見た時のハルのいやらしい顔。
何を考えているのかすぐにわかった。
「あのね……まだ真昼間だというのに何言ってるの?」
「あっ、じゃあ夜だったらいい?」
「そ、そういう問題じゃなくって!」
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