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本当、ハルってば私を幸せにしてくれる王子様だ。
今まで男運が悪かったのは、ハルと巡り合うために神様が私に与えた試練なのかもしれないと思えるくらい。
ハルに出会えた今だからこそ、それもいい経験だったと言える。
「ハル」
「んっ?」
愛おしそうに私を見つめてくれる瞳に、私自身を映し出す。
ハル以上に愛おしそうに彼を見て笑っている自分を見つけ、どうしようもない満足感を感じる。
「私、ソフレはもう卒業するね」
フレンドはもう卒業。
これからは私の目いっぱいの愛で、あなたを幸せにできますように。
そう願いながら、ハルと自分の手を絡ませて永遠の幸せを誓った______
end
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