メモリーズ3負けたくない

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「嬉しくないわ……あんたらに勝ってもあの2人には負けたんやもん」 「そう?そんなことないと思うよ?」 「なんでそんな事を言えるんねん」 「私が来夏さんをずっと見てたからわかる」 「は、はあ!?な、何言ってんじゃ」 不意をくらって赤くなる 「か、勘違いしないで下さいよ……私が見てたのは来夏さんがレッスンしてたところとか1人で密かに練習してたこと……」 「知っとったんやな」 「じゃなきゃ言わないですよ」 「で、見とったからなに」 「来夏さんは少なくとも勝ってる…夢のために必死になって練習してるとことか…私たちよりすごい……それに気づいてなかったの」 「え……」 「来夏さんね、さっき……超楽しそうに踊ってた…夢ね…びっくりしてた…来夏さんがあんな顔でダンスするの初めて見たって」 「本当になん」 「嘘言ってどうするのよ」 「そやな…何かありがとう……気が和らいだよ…」 「え、ちょ、気持ち悪い……」 「なんやねん人がせっかくお礼言ってん」 私は真昼を抱きしめ頭を何回もわしわし 「ちょ、いつも通り敵対心出してええ!ちょキモイってええ!!!!」 認めたるわ真昼ちゃんは大事な友人や
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