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「嬉しくないわ……あんたらに勝ってもあの2人には負けたんやもん」
「そう?そんなことないと思うよ?」
「なんでそんな事を言えるんねん」
「私が来夏さんをずっと見てたからわかる」
「は、はあ!?な、何言ってんじゃ」
不意をくらって赤くなる
「か、勘違いしないで下さいよ……私が見てたのは来夏さんがレッスンしてたところとか1人で密かに練習してたこと……」
「知っとったんやな」
「じゃなきゃ言わないですよ」
「で、見とったからなに」
「来夏さんは少なくとも勝ってる…夢のために必死になって練習してるとことか…私たちよりすごい……それに気づいてなかったの」
「え……」
「来夏さんね、さっき……超楽しそうに踊ってた…夢ね…びっくりしてた…来夏さんがあんな顔でダンスするの初めて見たって」
「本当になん」
「嘘言ってどうするのよ」
「そやな…何かありがとう……気が和らいだよ…」
「え、ちょ、気持ち悪い……」
「なんやねん人がせっかくお礼言ってん」
私は真昼を抱きしめ頭を何回もわしわし
「ちょ、いつも通り敵対心出してええ!ちょキモイってええ!!!!」
認めたるわ真昼ちゃんは大事な友人や
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