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男臭さもないけど、女っぽさもなくて、きっとちょうどいいんだと思う。
寄ってきてる女の子達だって、いわゆるスクールカースト上位みたいな派手な感じじゃなくて、でも、地味に彼氏が途切れなさそうな、そんな感じの女の子。
間違っても私みたいな根暗ちゃんではない。
「…ん。」
そんなこんな思って顔をながめてるうちにこの男が起きた。
「…朱音、今何時?」
「夜中の2時半。」
「そっかぁ…じゃあ寝る。」
く、くそっ。また寝やがって。
いけない。また言葉が悪くなっちゃってる。
ま、また眠りにつきなさって。
いや、なんか違うな。まぁいいや。
こやつはそーゆーやつだ。
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