NO.1 -SIDE朱音-

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「朱音ー、じゃあ俺もう行くなー」 そんな声が聞こえたかと思うとドアの閉まる音がしたのは、朝ごはんの準備も終わって、そろそろ着席しようかという時。 ん。今日は社食じゃなくて弁当だな。 今日の日替りランチ狙ってたんだけどなー、なんて思うけど、仕方ない。 とりあえず朝ごはんを済ませて、あいつの分を弁当箱に詰めていく。 なんだかなー。 でも、悲しくないもんね。 慣れっこだし、期待なんてしてないし。
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