第1章 女の子のズボンの、前のふくらみ

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試験官は、まじまじと直緒を見た。  「作業を続けなさい」 彼は言って、背を向けた。  ……あれ、怒った?  試験官は、窓から外を見ている。  自分の会社の出版物に誤植を指摘され、むっとしたのだろうと、直緒は思った。  仕方がないので、先を読み始めた。
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