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「何で勃ってねーんだ!」 「いや?それなりに興奮したよ」 「それなりかよっ……んんっ……んぅっ、ぁんっ」 文句が長くなりそうだったので、キスで塞いで大人しくなるまで堪能させてもらった。 「さ。今夜はもう帰るんだ。いいね?」 「ん……もうちょっとしてくれたら帰る」 蕩けた顔でまた首に抱きついて、可愛い願い事を口にする。 お姫様のワガママに付き合って、ちゃっかりイイ思いもさせてもらってる。 クレアのお陰でアマンダみたいな女が寄りつかないのも、助かっていた。 「なぁヒョウト。クリスマスはどうするんだ?」 「クリスマスは家族と過ごすものだろ?君はそうするべきだ」 クレアに何度誘われても、その返事を返していた。 クリスマスは、やることもあったから。
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