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『フヒヒっ!そろそろ始まるっぽいなぁ?』
楽しそうに笑う少年がいた。
『ねぇ、その笑い方キモイわよ?』
少年の肩には小さな黒い兎が1羽。
『うるせーな!わーってらぁんなこと!』
少年と兎は下を見下ろしている。
この先に起こることを見越して…
『さて、と。じゃあそろそろ招集かけねえとな。』
『ん、了解したわ。』
『つってもよぉ、これ、名前でも付けねえか?』
『……悔しいけど今回ばかりは賛成よ。何がいいかしらね?』
『そうだな…前世代の奴らがパーっとやるからな……………………【プロトタイプ:フェスタ】なんてどうだ?良くね?』
『だっさいわねもう。好きにしなさい、それは貴方が決めることなのよ。』
『そうか!じゃ、そろそろだな!』
死を受け入れし者共よ、神に集え、従属せよ。
己が願いを叶える為にーーー
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