1章 開幕ノ宴

2/4

0人が本棚に入れています
本棚に追加
/10ページ
『フヒヒっ!そろそろ始まるっぽいなぁ?』 楽しそうに笑う少年がいた。 『ねぇ、その笑い方キモイわよ?』 少年の肩には小さな黒い兎が1羽。 『うるせーな!わーってらぁんなこと!』 少年と兎は下を見下ろしている。 この先に起こることを見越して… 『さて、と。じゃあそろそろ招集かけねえとな。』 『ん、了解したわ。』 『つってもよぉ、これ、名前でも付けねえか?』 『……悔しいけど今回ばかりは賛成よ。何がいいかしらね?』 『そうだな…前世代の奴らがパーっとやるからな……………………【プロトタイプ:フェスタ】なんてどうだ?良くね?』 『だっさいわねもう。好きにしなさい、それは貴方が決めることなのよ。』 『そうか!じゃ、そろそろだな!』 死を受け入れし者共よ、神に集え、従属せよ。 己が願いを叶える為にーーー
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加