1章 開幕ノ宴

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1.暗き夕闇の狂想曲 『さァて、集まってもらったところわりィんだけどよ、時間がねぇから手短に行くぞ?』 年齢性別バラバラな者達は事情を理解出来ていないようだったがそれでも気にせず男は続ける。 『簡潔に言っちまうと、これからテメエらで殺しあってもらう。理由については追々いうから割愛させてもらうぜ。どうせお前ら損得感情くらいでしか動かねえだろ?だからメリットとデメリットだけ言わせてもらう。』 少し間を置き、男は告げる 『勝てば願望を叶えるとともにこの世を統べる神となる。負ければ死ぬ、ただそれだけだ。』 質問は無しだ、といいそこから選ばれし者達は意識を失った。
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