オレンジ
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帰宅してから寝ようとする時、いつもまっすぐに布団に向えていた。休日も持ち帰りの仕事をして、寝るのは彼女の後だった。そんな時も迷わずに布団に向えていた。 それは寝室の証明が薄明りだったから。そうして自分が布団に着くと、自分で紐を引っ張って真っ暗にしていた。 「それじゃ、消しますよ」 彼女は紐を二回引っ張った。寝室から明かりが消える。 「おやすみなさい」 暗闇の中から妻の声がした。
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