終章 おやすみなさい、ありがとう

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次は私が、 この世界を調整する。 それが、〔私たち〕の使命。 「私、頑張るよ。この世界を…、救ってみせる。私だけじゃ無理かもしれないけど、ね」 そう言ってみる。すると、答えが返ってきた 『…そう。あなたには期待しているよ。なにせ、あの闇に堕ちてしまった〔私〕と僅かながらも斬り結ぶことができたんだから』 「…え?」 『ずっと待ってたんだ、あの場所で。あなたが現れるのを、ずっと。…そして、あなたは現れた。だからこうして、私はもう眠ることができる…。ありがとう』 そして……… 『おやすみなさい』 次の瞬間、世界が、暗転した
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