お掃除ソージィ

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今からずっとずーっと遥か未来。 1体のロボットが、忙しなく動いていました。 彼の名前は【SOJY UHG型4682475391225番】。 …ちょっと長い名前ですね。 略しでソージィ゙と呼びましょうか。 ソージィは、ずっとずーっと昔、人間によって作られました。 その当時、人間達は色々あって、地球をメチャクチャに汚し、散らかし、好き放題に使った為、地球はボロボロになってしまいました。 人間達はボロボロな上に、息もまともに出来ない程に汚れた地球を再び元の状態に戻す為、一度、遠い遠い星に引っ越す事にしたのです。 そこで作られたのが、ソージィ達【お掃除ロボット】。 身長120cm、体重850kg、ドラム缶のようなボディに何でも綺麗にするホウキ、小型ブラックホール付きチリトリ、空気清浄機能付きエプロン等々… とにかく凄く高性能なロボット達です。 人間達は、ソージィに言いました。 「こっちの時間で何億年か先には戻ってくるから、それまでに地球を綺麗にしておいてね!」 ソージィ達は高性能。 どの位?とか、どんな風に?とか、細かい説明は要りません。 ソージィ達は一斉に返事をしました。 「解リマシタ、御主人様!」
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