親子

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どれくらい 泣き続けたのだろうか 嗚咽をこぼしながら 泣き疲れはてていく 息子 私の懐に 顔を埋め 私の腕をギュッと 掴んでいたその力が だんだんと 弱くなっていく 「ただいま」 と 玄関が開くとともに 夫が入ってきた 私たちを確認すると 側に来て 息子の頭をなでる
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