第二章

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一瞬、躊躇したもののアルコールのせいか、好奇心が美紀の心を支配していた。 「それなら、石川さんのご自宅が見たいかな……」 「了解しました」 石川は、笑みを浮かべながら目の前のタクシーに美紀を奥に入れて乗車すると ドライバーに行き先を告げた。 たしか、要町と聞こえた気がしたけど……。
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