第二章

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しばらくして、タクシーが停車した。 「もしかして、ここですか?」 「はい。ここです。何か?」 「いえっ、わたしは、豊島園のアパートなので近いなって……」 「そうだったんですか!」 時刻は、すでに日付が変わろうとしていた。
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