第二章

5/52

169人が本棚に入れています
本棚に追加
/274ページ
石川は、隣に座ると笑みを浮かべながら、美紀の肩まで伸びた髪をそっと 右手で撫でると、唇を合わせた。 美紀自身も予想はしていたことだが、一息入れる間もなく 石川は、舌を絡めてきた。 しばらくすると、両手で美紀を抱き上げると布団の上に美紀を降ろした。 美紀の唇を愛撫しながら、右手でブラウスのボタンをはずすのと同じ速度で左手で 自分のシャツのボタンをはずしていった。 美紀のシャツを脱がすと背後に移動し、首筋にゆっくりと唇をあわせた。 美紀の口から小さな吐息が漏れた。
/274ページ

最初のコメントを投稿しよう!

169人が本棚に入れています
本棚に追加