171人が本棚に入れています
本棚に追加
「ここは、フロントタイヤです」
「えっ!手がタイヤなの……」
手を取ると、指を一本ずつ口の中に入れると舌を絡めて嘗め回した。
「そうです。そして、ここがタイヤの溝になります」
そういいいながら、指の間の水掻きに舌を伸ばした。
「そして、ここはフェンダーです」
「フェンダー?」
「えぇ。タイヤの真上にあるボディー部分です」
「ふぁーっ……」
肩から手首のあたりに、「洗車」がなされた。
普通に返事が出来なくて、おかしな音になってしまった。
最初のコメントを投稿しよう!