第二章

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「そのとおりです。でも、女性の方がもっとデリケートですよね」 石川は、先端に僅かに突き出た小さな突起物に顔を近づけると、 「スポンジ」で「洗車」した。 美紀は、これまで以上に喘ぎ声を漏らした。 「シリンダーの中が、乾いていると故障の原因になるのでちょっとチェック しましょうか」 そう言いながら、突起物と同じように「スポンジ」で全体を回しながら あふれ出ていた「潤滑油」を吸い取ると美紀の息遣いも荒くなっていた。
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