第1章

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「診察そして・・・指切断」 診察室にて 足。 右足中指を診察する 笹嶋先生と姉が話をした 時点では 足の血流が 悪ければ 悪い血管に バイパス治療を 行って 血流をよくするという 治療方を 話されて。 これが 大切断せずに 済ませられる一つの方法と言われていたのだが。 もしも 血流が悪かった場合は 借金をしてでも 先生が 常勤していた 旭川医科大学病院まできてもらうしかないと 言われて いました。 また そうならないように 祈っていてとも 言われていたわけだな。 入院先の主治医には ふくらはぎまで 血管つまっていると 指摘を受けた話を 笹嶋先生に しました。 そして 運命の瞬間。 先生が 右足の足首とかの 脈を診て 一言。 「そんなのうそだ!」と 「ちゃんと脈を打ってるし、これで膝下から大切断したら、かわいそうだ」と おっしゃってくれました。 涙 でそうなほど 嬉しかったですね 入院先の病院では 足の脈など一度もみずに MRI撮影したのみ。。 一目。少し 触っただけで 判断できるって まさに 神の手をもつ方なのだと 改めて感心し。 ただ「この指はもう死んじゃってて、菌の棲みかになってるから、残しているのもよくないし、このあと他の診察終わったら、切りましょう!」と 一言。 診てもらうだけのつもりだったのが まさか。 触診、見立て、そして人としての 温かみある笹嶋先生の 一言でなければ 躊躇したかも しれませんが その時は 即断 了承しました。 このまま 入院先へ 戻れば 足の膝下、または太もものつけねからの大切断。 だが こちらでは 指を一本切るだけで 助かる。 おのずと 切るところが 小さい方が 誰だって いいですよね。 他の患者さんの診察終わるまで また 待合室にて 待つことにり ここまでやっていただけることに 姉と二人 驚き。大喜び。 この 偶然の奇跡に まさに感謝感謝! そして その時まで 待ちました。
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