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第五話
黒い霧が晴れた 邸の庭
真ん中に 霞網で囚われた人を 見た瞬間
雷禅 飛び込み
霞網を持つ 稚児鬼を 一閃
ばっさり！ 斬り倒しました。
他の稚児鬼たち
まさかの 黒霧の結界破られ
突如現れた 闖入者に 驚くも すぐ 臨戦体勢に
そこへ いきなり 三名の稚児鬼
外から射られた矢で 倒されて
そちらへ 意識を向けた瞬間 またもや
ばっさり！ばっさり！
と 二名 雷禅に 斬り倒されました。
一瞬にして 過半数を 失った 稚児鬼を指揮している黒い服の奴
「たかが二人だ叩き殺せ！」と絶叫 鼓舞して
自身も 長い槍を・・
その時 雷禅
大胆にも 霞網を切り開いて
ん？
目を見張り！
「なんじゃ！この見目麗しき姫は！。なるほどのぉ。この美しさなら、鬼も拐いたくなるのぉ」かんらかん、、 高笑いしようとした その時
びし！っ と
頬を平手打ちされて。「人が、こんな目におうているのに、笑うとは何事じゃ」と 凛とした一声。
一瞬 驚いた 雷禅 「さもありなん。これは失礼した。ふむその手に持つは、小太刀か。ならば我らと共に、賊をやっつけましょう」と 網をほどき 美鈴姫を 助けだし
この様子を見ていた 鬼たちも 唖然！
その隙をついて またもや 弓月丸三本の矢で やつらを 倒し。
また 雷禅
美鈴姫を 促して 近くの稚児鬼を 倒させ。
自身も また 一閃 二閃 と 残りを 叩っ斬りました。
残るは 指揮していた 黒い稚児鬼のみに。
逸る 弓月丸や 美鈴姫を 押し留め
雷禅「こやつには、いろいろ訊かねばならんことあるからのぉ」と。。。。。
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