第1章

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時が経つのは早い。僕は25歳になった。闇社会での仕事を続けている。 2年前に小さなbarを始めたんだ。表の顔も必要だと気づいたからね。 そこでは見事な一般人だ。気まぐれな若いイケメンマスターがいる店で通っている。敢えて反論はしてない。何とでも言ってくれと思っているから。まさか、殺し屋の店ですとも言えないし…ね。 客は、そこそこ入ってる。 そして、見たくもない人生ドラマを見たりしている…見なかったことにしているけどね。 人の感情に触れると、僕が捨ててしまった感情を思い出してしまいそうで、鬱陶しいんだ…。
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