交渉

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「俺達はただ、沙都子が苦しんでいるのをたすけようとしてるんだ!」 「お魎。ボクからもお願いなのです。」 「村の連中はどうなんだい?」 「村人全員の意見は、お魎さんが赦すなら…、という結論に」 「もう、ダム抗争は終わったんだろ!?なら、もう終わりにして良いだろ!」 「それには、それ相応のケジメをつけてもらはなくては…」 ガタッ 「あんたが頷きさえすりゃあいいんだ!無理矢理にでも頷かせてやる!」 圭一が動こうとしたその時。 「今日は当主の体調を考慮して、ここまでにします。魅音、公由さんは少し話があります。」 「俺の話はおわってねえ!」 「圭ちゃん、ここはひいたほうがいいよ…」 「く…」 一同は、外に出て魅音をまった。
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