103人が本棚に入れています
本棚に追加
「俺達はただ、沙都子が苦しんでいるのをたすけようとしてるんだ!」
「お魎。ボクからもお願いなのです。」
「村の連中はどうなんだい?」
「村人全員の意見は、お魎さんが赦すなら…、という結論に」
「もう、ダム抗争は終わったんだろ!?なら、もう終わりにして良いだろ!」
「それには、それ相応のケジメをつけてもらはなくては…」
ガタッ
「あんたが頷きさえすりゃあいいんだ!無理矢理にでも頷かせてやる!」
圭一が動こうとしたその時。
「今日は当主の体調を考慮して、ここまでにします。魅音、公由さんは少し話があります。」
「俺の話はおわってねえ!」
「圭ちゃん、ここはひいたほうがいいよ…」
「く…」
一同は、外に出て魅音をまった。
最初のコメントを投稿しよう!