第三章  現実的でない、手術という選択肢

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メモをするより、記憶で動くほうが スムーズに動けるタイプだったのに 見る影もなくなりました 予定や日程を間違えることばかり 確認しても間違う 長い間、記憶にとどめておけない 洗濯物をしながら、ふとやる事を思い出す でも、洗濯物を終えると忘れている 後からやっていなかったことに気づいて ショックを受けつつ、こなす そんな毎日になっていました 何度も薬をやめようと思いましたが 痛みで食事もままなりません 歯痛がひどくなると頭痛や喉の痛みもして とにかく思考も何もかもが痛みに 支配されてしまいます どんなに『神経の誤作動だから』と 自分に言い聞かせても
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