第六章  医師の姿

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それに心臓に痛みが出てきていました 実は喘息患者の何割かは、 喘息による呼吸困難ではなく 呼吸ができなくなったときに使用する 気道を広げる吸入器の薬害で 心臓に負担がかかって亡くなるのだそうです だから今の病院では、日頃の 内服薬や吸入器で、まずは発作を 起こさないような生活をするように 指導されます もちろん病院の吸入器も使用します これが驚くくらい効いた実感があるんです 以前の病院で、発作が起こったらすぐ 使うように言われていた、発作止の 吸入器を使わなくなってから 心臓の痛みが目に見えて減りました そんな先生に思い切って聞いてみました 「先生、○○って薬、処方できます?」
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