第六章  医師の姿

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顔面の三叉神経痛を緩和する薬を 一緒に処方してもらえないか頼みました 耳鼻科は他の科に比べたら、 処方できる薬の範囲が広いというのを 聞いたことがあったので、 相談してみたんです そもそも、三叉神経痛専門の薬でもないので きっと、扱えるのだろうと思いました 「俺ぁ、あの薬は嫌いだ。 何だ。何であんな危険な薬を飲んでる」 三叉神経痛を患ったこと 診てもらった病院の先生が信頼できないこと できれば通院する病院を減らしたいので ここで処方してほしいことなどを 正直に話してみました 「あの薬は副作用ばっかり酷くて ろくなことが無いくせに、血液検査して 血中濃度をはかったり、面倒くさいからやだなぁ」 「そんなこと言わないで処方してくださいよぉ 先生のこと信頼してるんですから(笑)」
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