第七章  更に倍

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この病気、意外なことが大変 小鼻の辺りを触ると激痛が走るので メイクや基礎化粧品を使うときが辛い! 洗顔は気合を入れて、歯を食いしばりながらします 当然、メイクは落とすときの痛みを想像して 嫌になります こんな時、男はメイクしなくて良いなぁ なんて思ったりして ひげ剃りしても痛いのかしら?なんて 素朴な疑問も、浮かんできます 食事のときは、痛みに耐えて 拳を握っちゃうので左の手のひらには いつも爪でできた傷跡があるし 主婦同士のお茶会やランチも 気軽に行けなくなりました 痛みを気づかれず我慢する余裕が 無くなったので
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