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「ボディーシャンプーは?」
ん~と唸りながら白いボトルを指差す。
スポンジかブラシは?それともボディー用のタオルなのか?
キョロキョロするけど見当たらない。
ポンプからボディーシャンプーを直接手に受け、泡を立てて
「こうやるの」
そのまま、体を撫でる。
いや、カナさん。それはエロいって。
てか、背中に手回らないでしょ、って、ええっ!
回ってる。
しっかり。
しかもきっちり撫でてる。
柔らか!
どんだけ柔軟なのさ。
でも。
「お手伝い」
緩くシャワーを当てながら、体を撫でて泡を流す。
カナさんの体を滑るように流れていく白い泡。
やべ、ちょっとまずい。
「どうしたの?」
わ、こっち向かれると。
「もう上がる」
わっがまま~。
立ち上がるカナさん。
ゆらりと揺れる。
椅子越しに支えたら、体と体の隙間が空いてるもんだから俺のンププがモロ見え。
「きゃ」
きゃって。
もういい。
カッコつけもやめた。
どうせ、初めて会ったときから俺格好悪さ丸出しだし。
好きになった人に包み隠さず全て見せる。
「何で?カナさんの体触ってたんだよ。興奮しない訳が無いじゃない?」
うん。
俺はちょっと変態も入ってる、どが付くスケベです。
それが何か?
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