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「私も同感です。
今はおじいさんに付き添ってあげるのが一番ですよ。」
ユーリーさんもファンちゃんの頭に手を置いて、同意する。
ファンちゃんは2人にそう言われると、「う~ん。」とうなりだす。
今にも頭から、煙が出そうな雰囲気だ。
「もし、おじぃさんの容体が悪化したらどうするんです?
あなたが傍にいないとおじいさんも不安になるのでは?」
ユーリーさんが、さらに追い打ちをかける。
「う~ん、確かに。」
ファンちゃんは想像できないのだろう。
おじいちゃんの容体が悪化した時のことを。
幸か不幸か、私はおばあちゃんが危篤状態に陥った時を知っている。
それでもおばあちゃんは、私に冒険者の道を示してくれた。
だから、覚悟はできている。
でもでも、ファンちゃんはそんなこと想像もつかないのだろう。
「傍で付き添い、看病してあげるのが一番の薬だと思いますよ。
私たちが送りますから、一緒に戻りましょう。」
ユーリーさんが、さらに言葉を重ねる。
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