序章 トモリの日記

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新暦216年10月8日 私たちは、前回の戦いでまだまだ半人前だという事を思い知らされた。 そのため、私たちは修行に明け暮れていた。 私は魔法をさらに磨いた。回復のリングを1ランク上のものに買い替えて、回復量をアップ。 ユーリーさんは鎧を加工皮鎧に買い替えた。これは、皮鎧の要所に強化セラミックの板を縫い付けたものだ。 素早さは失われるけど、その分防御力がある。それから今まで使っていた片手剣を、ワンランク上のものに変えたみたい。少しでも相手に与えるダメージを増すためだとか。 それに木製ブーメランを、セラミックブーメランに買い替えた。装備を柔術するために体力を鍛えたそうだ。 他にも野外系技能をさらに磨き、ユーリーさんの代名詞になりつつある鋭い突きをさらに磨きあげたんだって。 後はポーション類を購入して、すぐに回復できるようにしたみたい。 ユーリーさんは、装備面を全面的に強化した感があるね。 もう完全に前衛のポジションを確保している。 心強いです。 メアリーさんは回復のリングを購入しただけでした。 これで私以外にも回復役がいるので心強いですね。
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