バイバイ

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格安で臓器移植できるので需要がかなり あるのがこのビジネスの怖いところである。 マサヤ「結局、自分が助かりたいだけやねん。人間は♪」 マサヤは冷めた目で外を見つめ、 タバコを吸っていた。 しかし、このビジネスにも問題はあり、 移植された人の性格が暴力的になったりと 性格が変わるケースである。 移植される側もそのようなことは想定済みで あるが、娘を助けたい親などはそれでも娘に 生きて欲しいので止むなく違法な臓器売買に 手を出すのである。 マサヤ「アホやろ。性格変わったら、 もうそれは別人やろ。ホンマ、アホやわー♪」 しかし、金儲けになるので笑うだけで、 このビジネスをやめようとはしない。 そしてマサヤはある光景を思い出していた。 それは先ほどの臓器摘出を行った少年への言葉であった。 「じゃあな、バイバイ♪ (売買)」
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