1人が本棚に入れています
本棚に追加
格安で臓器移植できるので需要がかなり
あるのがこのビジネスの怖いところである。
マサヤ「結局、自分が助かりたいだけやねん。人間は♪」
マサヤは冷めた目で外を見つめ、
タバコを吸っていた。
しかし、このビジネスにも問題はあり、
移植された人の性格が暴力的になったりと
性格が変わるケースである。
移植される側もそのようなことは想定済みで
あるが、娘を助けたい親などはそれでも娘に
生きて欲しいので止むなく違法な臓器売買に
手を出すのである。
マサヤ「アホやろ。性格変わったら、
もうそれは別人やろ。ホンマ、アホやわー♪」
しかし、金儲けになるので笑うだけで、
このビジネスをやめようとはしない。
そしてマサヤはある光景を思い出していた。
それは先ほどの臓器摘出を行った少年への言葉であった。
「じゃあな、バイバイ♪ (売買)」
最初のコメントを投稿しよう!