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この歌を聴くと、思い出すのです。
あれは僕が中学３年生のときでした。
学校の帰り道に、毎日ウォークマンで聴いていました。
カセットテープのウォークマンです。
「１５の夜」だけを繰り返し録音したカセットテープ。
学校の帰り道は、いつも夕暮れでした。
オレンジ色の空。
反抗期。
片思い。
親に束縛されたくない時期。
尾崎豊に憧れてました。タバコを吸いながら、金属バットで校舎の窓ガラスを割ったりしてみたかった。
家出をしたかった。
ぐれてやりたかった。
親や先生を困らせてやりたかった。
そんな思いを抱えながら聴いていた「１５の夜」です。
懐かしの思い出。
戻れない時期。
ぐれることも、家出をすることも、実際には出来なかったけれども…
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