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「あっ、里穂!宮城!遅ーよ!あれなんで、何で姫川!さん?がいるんだ?」
と陸が言うので、一回引っ張叩き、文句を言う。
「陸が悪いんでしょ。ったく。それに美少女を捕まえてその反応はないんじゃない!」
「はぁ?誰が美少女?姫川さんは分かるけど、他誰を指してるんだよ!」
「あんたの目は節穴。私よ!私!!」
と幼なじみの喧嘩が始まる
「仲良いね。」
「いつものことだよ!」
仲良さげの宮城君達がお似合いに思えた。
一通りやり合った後、溜め息をつくと
「やっぱり脈がない。駄目なのかな?」
「そんなことないんじゃない?」
彼女は言ってくれたけど自信がない。陸に呼ばれて駆けていくと彼女は呟いたのだ。
「宮城君とお似合いなのに・・・・・・。宮城君の隣の娘可愛い、彼女って言われたのにな・・・」
まさか、周囲には高校生カップルなんて言われたなんて微塵も知らずに凹んでいたのだ。
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