木曜日は図書室に

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可愛い、可愛すぎるよ!! もう、死にそう。 あ、でも。 なら。 「そうなんだ。 その、よかったら、今度の土曜日、……案内してくれないかな」 「えっと……」 ちょっと困ったように能登さんが固まった。 やっぱり知らない奴にそんなこといわれると迷惑、だよね。 「ご、ごめん! やっぱり無理、だよね。 その、ほんと、ごめん。 忘れて」 「……あ、あの」 恥ずかしくて、火が出そうなほど熱い顔で勢いよくあたまを下げたら、くいっくいっと軽く服を引っ張られる感触。 おそるおそる顔を上げたら、真っ赤になった能登さんが僕の服を引っ張ってた。
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