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可愛い、可愛すぎるよ!!
もう、死にそう。
あ、でも。
なら。
「そうなんだ。
その、よかったら、今度の土曜日、……案内してくれないかな」
「えっと……」
ちょっと困ったように能登さんが固まった。
やっぱり知らない奴にそんなこといわれると迷惑、だよね。
「ご、ごめん!
やっぱり無理、だよね。
その、ほんと、ごめん。
忘れて」
「……あ、あの」
恥ずかしくて、火が出そうなほど熱い顔で勢いよくあたまを下げたら、くいっくいっと軽く服を引っ張られる感触。
おそるおそる顔を上げたら、真っ赤になった能登さんが僕の服を引っ張ってた。
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