あるドMな会社員の一日

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「ええ、平気です。 私がヴェラばかり可愛がるから、かんなはやきもちを焼いたんでしょう。 仕方ないです」 「あらあら」 店員が去ったあと、ふっと視線を向けた先には三毛猫のかんな。 「かんな」 侑人が声をかけると、かんなは視線を逸らせて逃げていった。 膝の上のヴェラもひらりと降りるとよそへ。 「うーん。 女心は難しい」 苦笑いでジンジャーエールを飲んでいる侑人は知らない。 侑人の生傷は猫と遊んでいることが原因だが、会社では気性の荒い女と付き合っていて、ドMじゃないかと噂されていることを。 【終】
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