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第一章 僕の名前
「そこで俺の一撃が決まったって訳だ、あれはほんとに気持ちよかったぜ」
っと、騒がしい店の中、それを無視するような大声で一人のがたいのよい男がしゃべってた。
彼はジルファー。この前のレイドドラゴンを仕留めた張本人である。
「つか、ジル。あれはお前1人の手柄じゃねーからな」
そんなジルファーの声に割って入っていちゃもん?をつける男。
彼はスフィード。
「は?何もしてなかった、お前に言われたくねーわ。」
「いやいやいや、あれはお前が先走りして攻撃するからだろーが。あれはずれてたらどうするつもりだったんだよ。ギルマスの作戦駄目にするところだったんだぞ?」
「るせぇーよ。当たったんだから文句言うなよ。」
どたん。
彼はにらみ合い突然立ち上がる。
まあ、いつものこと。
(いつもいつも喧嘩してつかれないのかな?)
「はいはい、喧嘩はそこまで。
続きは外でしてねー、飯が不味くなるから」
といって、手を叩きながら彼らの間に割って入るのが、僕らのギルドのマスターであるユウマである。
ここまでがテンプレだ。
僕らは【狩人の集い】
ギルドはそこまで大きくないがそこそこ有名ではある。
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