その2

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これが彼に対する最初の印象だった。 同じ中途入社の正社員。 思えば入社式のあの日、私は胸をときめかせていた。 (どんなイケメンがいるかな。もしかしたら職場恋愛も、、、?!むふふっ) こんな期待と妄想を胸に抱き、5分前に着いた私を待ち受けていた現実は、、、、 爽やか印のおじさん1号 樽のように丸々としたおじさん2号 年齢不詳の狐目な青年1人 寡黙なおじさん3号 といったものだった。 (え、おじさんすぎない?) こうした想いが全面的に溢れ出ていたのだろうか、表情筋が下がっていくのが自分でも感じ取れていた。 しろくま、よわい22 前職に続き職場恋愛は望めそうにありません。
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