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初日は午後からもひたすら話を聞くだけの時間が多かった。
誰と親しくなるというわけでもなく、時間が過ぎていき、気付いたら退社の時間になっていた。
「このあと皆で一杯どうです?」
リーダー発信だった。
「「「いいですねー。いきましょうか!」」」
どうやらどのおっさんも行くようだった。
「しろくまさんもどうです?」
やはり振ってきた、、、。
「あ、私はこの後用事が。ハハハ。」
それだけ言い逃げして会社を後にした。
空気が読めない若者、これだから平成宇宙人は、と、思われていたかもしれない。
DAKEDO!
ひそかにダブルワークをしてた私に飲んでる暇はなかったのだ。
急いで帰宅し、ささっとご飯を食べ、向かったさきは、
【スナック 葉子】
もう1つの職場だった。
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