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オレンジ色の空の下で
オレンジ色に想い寄せて
オレンジ色は霞んでいき
オレンジ色は溶けてゆく
夕日色の空の外側
太陽系も銀河も越えて
宇宙の果てのその向こう側
どんな色でそこにあるんだろう
どれだけ長い旅の果てに
辿り着くことができるかな?
君はそんな馬鹿馬鹿しいこと
言う僕をまた馬鹿にしたね
藍色の音色を奏でる
オレンジ色の音に乗せて
闇色に音色を響かす
オレンジ色の音に乗せて
夕焼けの鐘の音がして
世界はまた眠りにつくの
夕焼けの鐘の音がして
反対に僕は目覚めるの
やがて全部月影の支配
星空は舞台上でダンス
眠った筈の世界に一つ
明かりが灯る部屋が一つ
一人きりの小さな世界
その中でも端っこの方
身体を震えさせる僕だ
一体何に怯えているの?
ほんの少し勇気を出して
Telecasterを鳴らしてみる
アンプも点けないその音色は
いつもより温かい気がした
宇宙の果てのその向こうから
何億光年もの旅から
ようやく帰って来れそうだ
僕の元まで遠かったな
藍色からオレンジの予感
その二つの境界線を
探しに行こうと思うけど
君も付いて来てくれるかな?
夜明け前の唄を奏でよう
オレンジ色の音に乗せて
夜明け前の唄を奏でよう
オレンジ色の音に乗せて
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