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奇怪にも寒いはずが無かった。 やはり温かいと感じたのだ。 私の世界が恐ろしいことで埋まってしまった。 ネズミも、果実も、精霊も、花も。 私がこんなにも死を繰り返すのも。 すべて×のせいだ。 私は悪くない。悪くないはずなんだ。
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