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「くっ…ヤケに慣れた動きをするな…まさかその行為の為にあの書物をあさくってたんじゃあるまい…」
「っ……」
辱めの言葉を耳元で囁かれる。
じんわりと送られるグレイの吐息。自然とマリアの指先がクシュクシュと肉芽を自分好みにいたぶり始め、グレイはその動きに加勢するようにマリアの胸元をはだけ、小さな乳首を指先でねじった。
「はあっ…すごっ……」
恥ずかしさを押し退けて素直に歓喜の声が上がる。
「いい音だ…」
溢れ返る水音にグレイは笑みを浮かべる。
蜜が粘りを増す度にマリアから香る血の芳香が濃密に漂いグレイの脳髄を興奮させる。
グレイはマリアのうなじに通った鼻先を寄せ乙女の純粋な香りにうっとりと瞳を揺らす。
「ハァ……たまらぬっ…マリア…早くお前を俺に味わせてみろ…」
「嗚呼っ……」
魔物の艶香。艶やかな低い声がゾクゾクと肌を伝い中枢を麻痺させる。
グレイは待ちきれずにマリアの肩を甘く噛んだ。
「はあっ…もっ…もっ…いっ―――」
中からの刺激と自分自身の律動。そして魅惑的な声音にうち震えながらグレイに乳首を甘く強く交互にいじられマリアの身体中を激しい痺れが駆け抜ける。
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