眠れぬ夜に

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それにしてもパーティーって……欧米人じゃないんだから。   微妙な心中のままリビングに向かうと、テーブルの上には豪華な料理たちが並んでいた。 それにシャンパンまである……し、しかもピンドンだ。 「さあ、座って」 「う、うん……」 私は呆けた表情を浮かべながら、青の隣に腰を下ろした。 すると彼は慣れた手つきでシャンパンの栓を抜くと、グラスに薄桃色の液体を注いでゆく。 「はい、乾杯」 「……乾杯」   グラスが奏でる音と共に、私はシャンパンを口に運んでいった。 すると爽やかなベリーの香りが鼻孔を擽ってくる。 美味しい……っていうか大人として、未成年の飲酒を黙認していいのだろうか?
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